有酸素運動をどの位行うと500㎉の消費ができるの?
ダイエットをしていて、
色々調べていくと、
当然「有酸素運動が一番痩せるよね!」となります。
じゃぁ、
「有酸素運動をどの位行えば、どの位痩せるんだろ?」と疑問に思うのは、
普通の方の考えだと思います。
できるだけデーターにもとずいて計画的にダイエットをしていきたい物ですし、
できるだけ早くダイエットは終わらせたい物です。
そこで、
今回はどの位の運動量で「500㎉のカロリー消費ができるのか?」を書いていこうと思います。
カロリー消費量は以下の式で表す事が可能です。
計算式は・・・
「消費カロリー(kcal)=体重(kg)×METS数×運動時間(h)×1.05」
METS数は運動強度で、
運動の強さで数値が決められていて、
ここの式に数値を入れていくと消費カロリーが計算できます。
ウォーキングなどのMETS数は以下の通りです。
・ウォーキング 4㎞/h:3.0METS
・ウォーキング 5.6㎞/h:4.3METS
・ウォーキング 6.4㎞/h:5.0METS
・ジョギング 6.4㎞/h:6.0METS
・ランニング 8㎞/h:8.3METS
・ランニング 10.8㎞/h:11.0METS となります。
ここから式に入力していきますね。
例えば、
80㎏の私がランニングを8㎞/hで1時間継続した場合の消費カロリーは・・・
「80㎏×8.3×1h×1.05=697.2㎉(消費カロリー)」
となります。
それでは、、
80㎏の私がウォーキングを5.6㎞/hで30分行った場合の消費カロリーは・・・
「80㎏×4.3×0.5h×1.05=180.6㎉(消費カロリー)」
となります。
消費カロリーのポイントは、
運動強度が強くなるとその分、消費カロリーは増えます。
そして、
運動時間が増えれば、消費カロリーも増えます。
更に言うと、
自分の体重が増えると、その分消費カロリーは増えます。
↑ここがポイント!
現体重で有酸素運動を始めても、
体重が減るごとに消費カロリーは減っていきます。
つまり、
体重が減れば減るだけダイエットが大変になります。
しかし、
体重が減るとその分体は動きやすくなりますので、
運動しやすくなります。
こう言った事を把握した上で消費カロリーを計算していくと、
運動量の指針が出せるので、
消費カロリーの計算も出しやすくなるでしょう。
有酸素運動をどの位行うと500㎉の消費ができるの?

それでは、
私が500㎉を消費するにはどの位の運動量を行えば良いのでしょう?
数値を当てはめていくとこうなります。
「80㎏×6.0×1h×1.05=504.0㎉(消費カロリー)」。
つまり、
「80㎏の私が6.4㎞/hのジョギングを1時間行うと500㎉消費できる」。
と言う事です。
ご自身の体重などをこの式に入れて計算してみてください。
消費カロリー500㎉の計算はすぐに出来ると思いますよ。
500㎉消費した場合の減体重量は?

有酸素運動で消費したカロリーの約半分が脂肪から燃焼されると言われています。
身体の脂肪には1g当たり7㎉ありますので、
ランニングで500㎉を消費した場合の減体重量は、
「500㎉÷2÷7㎉=35.7g」となりますので、
答えは「35g」痩せる事ができます。
これを毎日続けると1ヵ月で、
35.7g×30日=1.071㎏。
1ヵ月で約1㎏痩せる事ができます。
ダイエットで考えるべきは、
「摂取カロリー < 消費カロリー」ですので、
普段から摂取しているカロリー量と、
基礎代謝からなる消費カロリーも計算していかないといけないので、
もし、本当に痩せたいのであれば、
普段から食べているカロリー量を計算して、
1日で消費しているカロリー量に拘った方が良いです。
有酸素運動だけで考えた時の消費カロリーは微々たるものですが、
1日の消費カロリーと摂取カロリーなどをトータルで考えると、
倍以上のスピードで痩せる事ができます。
無茶なダイエットは良くありませんが、
摂取カロリーも計算した上でカロリー消費していくと、
楽に痩せられますので、
ダイエットを頑張ってください。
有酸素運動の注意事項

有酸素運動は軽度な運動を継続して行う事を意味していて、
筋トレとは全く違う運動となります。
そして、
身体に酸素を取入れて体に入っているエネルギーを燃焼していく事をいいます。
有酸素運動の種類は以下の物が代表的な物で、
・ウォーキング
・ジョギング
・ランニング
・水泳
・縄跳び
・踏み台昇降
・サイクリング
などが上げられます。
その中でも手軽に行えるのが「ウォーキング」と「ランニング」です。
しかし、
この手頃なウォーキングやランニングは、
いきなり長時間の運動を行うと怪我をして運動が出来なくなる事もあるので、
注意が必要です。
特に、
ウォーキングやランニングは膝のケガをする事が多いです。
今まで運動をしてこなかった方や、
しばらく運動をしていない方など、
運動から遠ざかっていた時間のある方によくある事で、
「膝を壊して走れなくなった」とか、
「膝に水が溜まって走れなくなった」など、
よくある事なので注意してください。
最初は、
10分・15分のウォーキングから始めて、
徐々に時間を伸ばしていく様にしてください。
身体が運動の出来る状態になっていないと、
すぐに怪我をしてしまい、
運動できなくなってしまいます。
また、
有酸素運動を行った後は、
リカバリーとして、
ストレッチを行う様にしましょう。
ストレッチを行う事で体の疲労度も変わってきますし、
運動後の身体の動きも変わってきます。
10分や15分程度のウォーキングでしたら、
特に問題はありませんが、
疲労が溜る位の運動を行うのであれば、
プロテインなども摂った方が良いでしょう。
プロテインを摂る事で、
筋肉を維持しやすくなりますので、
カロリー消費するには向いています。
また、
プロテインにはアルギニンなどが豊富に含まれていますので、
身体の疲労感を取り除く事にも向いています。


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