数年前に98㎏まで太ってしまい、
2年かけて77㎏までダイエットし、
現在は80㎏前後でキープしていますが、
お腹の脂肪が残っていて、何をやってもなかなか痩せられません。
↑これが今の私の現状です。
20㎏のダイエットに成功して、
ここまで大変なダイエットをしてきたからか、
これ以上のダイエットにはナカナカ気合が出ないと言うのが一番の原因だと思います。
とは言っても、
お腹の脂肪に悩んでいる人も多いと思いますので、
どうしてお腹の脂肪が落ちないのか?
どうして痩せられないのか?
などを書いていこうと思います。
せっかくダイエットをしているのに、
「お腹の脂肪が落ちない!」。
お腹に脂肪が付くと一気に太った印象になってしまうし、
スタイルが悪く見えてしまい、
だらしなく見えてしまうのもあると思います。
それでは、どうやったらお腹の脂肪を落とせるのでしょう?
お腹に付く脂肪の種類

お腹についてしまう脂肪には2種類あります。
「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の二つです。
どちらも体脂肪なのですが、
2つには異なる性質を持った脂肪なのです。
どんな脂肪なのかかを解説していこうと思います。
内臓脂肪とは?
内臓脂肪は、人間がエネルギー不足になった時にエネルギー源となってくれる脂肪で、
内臓周辺についている脂肪です。
身体機能を調整したりするのが特徴で、
内臓脂肪が付き過ぎると生活習慣病のリスクが高まります。
「皮下脂肪」と比べて落ちやすいのが特徴です。
内臓脂肪はどちらかといえば、男性に付きやすい脂肪です。ただし更年期以降は女性ホルモンの急激な減少によって女性も内臓脂肪が付きやすくなる傾向にあります。
皮下脂肪とは?
身体をクッションの様な役割で、
外部からの刺激や衝撃から身を守ってくれる事の他、
体温を維持する役割も持っていっるのが特徴で、
皮膚と筋肉の間に付いている体脂肪を示しています。
皮下脂肪は内臓脂肪と違って、
生活習慣病のリスクは高くありませんが、
付き過ぎると「睡眠時無呼吸症候群」や「月経異常」などのリスクが高まってしまいます。
一度付いてしまうと落とすのに時間がかかります。
脂肪は加齢とともに落としにくくなる

年齢を重ねると脂肪は落ちにくくなります。
それは、基礎代謝が年齢と共に落ちていくからで、
身体がエネルギーを代謝しなくなるので、脂肪もなかなか落ちにくくなります。
また、
ホルモンの分泌量の低下も同時に指摘されていて、
加齢とともに脂肪の消費量が減っていってしまうのは明らかです。
また、
女性の場合、更年期に入ると、
女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌量が低下していきます。
「エストロゲン」は皮下脂肪が身体につきにくくしてくれる働きがあるのですが、
残念な事に、「エストロゲン」の量が減っていくので、
皮下脂肪も内臓脂肪も付きやすくなっていきます。
また、
男性の場合は男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が30代を過ぎると徐々に減っていきます。
テストステロンは筋肉に関係するホルモンで、
分泌量の減少で筋肉量が減る事で、脂肪が付きやすい体になってしまいます。
ダイエットを頑張ってもお腹痩せしない理由

食事制限もマァマァしているし、
運動もやっている。
でも、なかなかお腹が痩せない!
私もそうで、
体重も20㎏位は落とせたんですが、
お腹のポッチャリはあまり変わっていないんです。
お腹だけでも痩せたいって方は多いと思います。
お腹痩せ出来ない9つの理由
ここからは、お腹痩せできない9つの理由を解説していこうと思います。
脂肪に合わせたダイエットができていない
お腹についている脂肪は2種類で「内臓脂肪」と「皮下脂肪」です。
どちらの脂肪を落とすもの食事制限が大切になりますが、
内臓脂肪の場合、特に食事の改善が必要となります。
皮下脂肪の場合、食事制限も必要なのですが、脂肪を燃焼させる運動が必要となります。
「どちらの脂肪がついているのか?」を見極めて効率的に落としていってください。
食事を減らしている
ダイエットを行うのに「食事の回数を減らしていませんか?」
食事の回数を減らすと、身体が飢餓状態になって、
少ない食事から必要以上に栄養を摂ろうと動いてしまうのです。
これが太る原因になってります。
また、必要な栄養が摂取できず、筋肉量を減らしてしまう原因にもなってしまいます。
その結果、消費カロリーが落ちてしまうので、
「脂肪が落ちない」と言う事になってしまいます。
「食べていないのに!」と言う発想は良くないです。
一日3食はしっかり食べてください。
健康的に痩せる様にしましょう。
運動だけで痩せるのは本当にキツイ
例えば、
500㎉を消費しようと思って、ウォーキングをしたら、
約2時間30分程度の時間がかかります。
また、
ランニングであれば、1時間程度の時間がかかります。
しかし、
食事をコントロールすると、
ご飯2杯で500㎉程度になります。
このまま食べないと言う事ではなく、
食事のコントロールをしながら、
運動を行って、ダイエットをする様にしましょう。
「食べない」と言うのもストレスが溜るので、
爆食いの原因にも繋がります。
有酸素運動が多すぎる
有酸素運動が多すぎると、ダイエット効果は薄くなり、
痩せにくくなる可能性が高いです。
有酸素運動は酸素を取り込んで脂肪を燃焼してくれる運動です。
お腹の脂肪を落とすには非常に効果的ではあります。
しかし、
有酸素運動をやり過ぎると、
エネルギーが足りなくなり、不足した分を筋肉から補おうと、
筋肉を分解し始めるのです。
筋肉が分解されると基礎代謝が落ちてしまい、
消費カロリーが減って、痩せたいのに痩せにくい体質に変わってしまいます。
また、
長時間の運動を行った場合、
ストレスホルモンの「コルチゾール」の分泌が増えてしまいます。
コルチゾールには食意欲を増進してくれる働きや、
摂取した糖質を脂肪として蓄積しやすくしてくれる働きがあるので、
脂肪が付きやすくなってしまいます。
腸内環境が悪くなっている
有酸素運動を行っているなら、
腸内環境はかなり良くなっているハズです。
ですので、こうはなっていないと思いますが、
原因の一つなので、ここで簡単に解説していきます。
腸内環境が悪化していると、便秘になりやすいです。
便秘で腸内に長く便が留まっていると、
胃腸の消化吸収がスムーズに行われなくなり、
代謝が落ちてしまい、
脂肪が溜まりやすい状況になっていまいます。
更に腸内環境が悪化していると、
悪玉菌が優勢になって、善玉菌が作り出せる短鎖脂肪酸が減少してしまい、
お腹痩せがなかなか実現しない状況になってしまいます。
短鎖脂肪酸はし脂肪を体に取り込まない働きを持っています。
有酸素運動を更に続けて腸内環境を改善していきましょう。
姿勢が正しくない
姿勢が正しくないのもお腹が痩せない理由の一つです。
姿勢が悪いのが日常的になっていると、
お腹周りの筋肉が使わなくなり衰えてきます。
すると同時に脂肪も付きやすくなってきます。
例えば、
床に座っている時にお腹を丸めていませんか?
お腹が丸まっていると、お腹に力が入りずらいので、
筋肉が衰え、脂肪が付きやすくなってしまいます。
また、
姿勢を悪くしたままでいると、
骨盤が広がったり歪んだりしてしまうので、
内臓を支えられず、内臓が本来いるべき位置からずれてしまう事もあるのです。
内臓が下がってしまうと、そのせいでお腹がポッコリしてしまう事もあり、
同時にお腹の働きも低下してしまうので、
代謝が落ち、脂肪が付きやすくなってしまいます。
ダイエット停滞期に入っている
ある程度の期間は順調に痩せていたのですが、
急に体重が落ちなくなって停滞期に入った・・・。
と言う方も多いと思います。
ダイエットしている時に停滞期に入ったのには理由があります。
それは「ホメオスタシス」が原因です。
体重が急激に落ちたなど、身体に大きな変化があった場合、
ホメオスタシスと機能が原因で、身体を今ままでの一定の状況に保とうとする機能なのです。
その為、
エネルギーなどを吸収しやすく、消費しにくい状況になってしまうんです。
ホメオスタシスが体重が5%以上減った時に起こります。
この時期はダイエットをしていても痩せにくいですが、
2~4週間程度待てば、以前の痩せられる状況に戻りますので、
気長にダイエットを続けてください。
また、
チートデイを設けて、
炭水化物を爆食いしてください。
そうする事で、身体が勘違いし、
「まだまだ燃焼させるエネルギーがあるんだ!」と思い込みます。
そうなるとまた今まで通りダイエットを続行できる様になります。
食材にチョイスしている物の栄養価がNG
皆さんが普段チョイスしている食材にはいろいろな物があって、
食べ過ぎてしまうと肥満の元になる物っていっぱいあります。
ここを間違うと「摂生しているのに全く痩せない!」と言う事になりますので、
注意してください。
鶏むね肉:脂肪は少ないですしタンパク質を摂るには最適ですが、カロリーはそれなりにあります。
練り物 :おでんなどでも良く入っていて、ヘルシーだと思いがちですが、
炭水化物多めなので糖質も多めとなります。
野菜 :野菜の中でも芋類やカボチャ等は炭水化物が多い野菜です。
美味しいのですが、食べ過ぎると炭水化物(糖質)が多くなるので注意が必要です。
フルーツ:フルーツは甘い物をチョイスしたがりますが、
甘味は糖質です。糖質を多く摂ると太る原因になりますので
注意してください。
カロリー消費量ができていない
ダイエットに必要な事をネットなどで調べていると、
どうやったら効果的なのか?どうやったら痩せるのか?
とダイエット方法をいっぱい見る事ができますが、
実際は、
「摂取カロリー < 消費カロリー」となる様に生活するのが一番です。
結局、使い残した糖質は、
身体に脂肪として蓄えられてしまうので、
いかに摂った物を消費するのか?に注力した方が間違いなく痩せる事はできます。
あまり方法論に偏らず、
大道の「摂取カロリー < 消費カロリー」を生活上でやった方が間違いなく痩せられるので、
食事から普段の活動量を考えて生活すると痩せる様になります。
消費カロリーを増やしたうえで有酸素運動を取入れたり、
食事制限を更に加速させると更に良い結果を手に入れる事ができます。
効率的にお腹痩せする方法とは?

効率的に痩せるには、簡単な事に気を付ければ、
意外と簡単に痩せられると言った結果を手に入れる事もできます。
一個一個気を付けて、
ダイエットに取り組んでみてください。
効率よく1日3食食べる
ダイエットをしていても、
食事は抜かず、1日3食食べる様にしましょう。
また極端に食事量が減ってしまうのも良くありませんが、
1日は3食摂る事を基本にしてください。
食事制限をバッチリ行いたいのであれば、
夕飯にしっかりした食事制限をするべきです。
夜は基本的に仕事や学校から帰って来て、
活動しない時間帯となります。
つまり、
カロリーは必要ありません。
ですので、食事制限を行うのであれば、
夕飯が最適です。
朝と昼は活動していますので、
ある程度、しっかり摂って、
身体を充分に動かせる様にしましょう。
また、朝と昼にしっかり食事をしていれば、
夜にカロリー不足になる事はありません。
お腹痩せに必要な運動も充分に行えるはずです。
また、
空腹時間をあまり作らない様にするのも大切です。
栄養バランスを考えて食事を摂る
良く、糖質はダメとか脂質はダメとかって極端に言う方も多いですが、
糖質も脂質も体には必要な栄養素です。
無くなって良い事はありません。
栄養とはバランス良く摂取する事が大切で、
いろいろな種類の栄養をバランス良く摂取していく事で、
ダイエットにも優れた効果をもたらしてくれます。
特に、
タンパク質・糖質・脂質はもちろん、
ビタミン・ミネラルもバランス良く摂取する様にしましょう。
とくに、タンパク質を意識して摂る様にしてください。
ダイエットの味方になってくれるハズです。
タンパク質とは・・・
タンパク質とは、
身体の組織の原材料となる栄養素で、
筋肉の修復にも必要ですし、
骨・血液・皮膚などを作るには必要な栄養素です。
特に、基礎代謝を高めるためには筋肉は必要になりますので、
タンパク質は意識して摂る様にしましょう。
しかし、
中には高カロリーな物もあるので、
低カロリーな物を意識して摂取するのも大切なダイエット要素です。
主なタンパク質源
・豆乳
・豆腐
・きなこ
・魚類
・肉類
・ヨーグルト
・牛乳
効率よくお腹痩せを行うには?
効率よくお腹の脂肪を減らしていくには、脂肪の種類に合ったダイエット方法を行っていってください。
脂肪を減らしていくには?
内臓脂肪によってウエストが肥大化した。
皮下脂肪によって下半身のボリュームアップが起こってしまった。
この場合は、
食事制限と有酸素運動が効果的です。
内臓脂肪を減らしたい場合
揚げ物や炒め物などの脂っこい物や、
糖質の多いお菓子などを控える事が大切になります。
お酒が好きな方は、つまむ物の質や内容を考えるか、減らす様にしてください。
その上で有酸素運動を取入れていく事で、内臓脂肪は減らしていく事ができます。
皮下脂肪を減らしたい場合
前述した通り、バランス良く食事を摂る事が大切なのですが、
有酸素運動に加えて、筋トレも取り入れていきましょう。
筋トレを行う事で基礎代謝を高めていけるので、
皮下脂肪も落ちやすくなります。
また、
食事は食物繊維を多く摂る様にし、
同時に乳酸菌も摂る様にすると効果的です。
食物繊維と乳酸菌を摂る様にすると腸内環境が整いやすくなりますので、
皮下脂肪も落としやすくなります。


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