アルギニンを含有している食品|ランニング後に

有酸素運動

ランニングなどの運動を行ったときに、
「アルギニン取りたい!」となりませんか?
レッドブルとかモンスターとかを飲んで元気になれる人って、
多いと思います。
私もこのドリンクは元気になるんです。

そして、
「じゃぁ、この飲み物って何が入っているんだろう?」と思って、
良く見てみると、
「アルギニン」なんだぁ・・・となりますよね。

しかし、
レッドブルとかモンスターとかって、
カフェインなども配合されているので、
アルギニンだけの効果ではないんですね。

しかし、
サプリメントにもアルギニンを主成分としている物もありますので、
ここはあえてアルギニンだけを考えた時に、
「何を摂ったらアルギニンを多く摂取できるのか?」を、
ランキング上位のみで公開いていこうと思います。

アルギニン含有量ランキング!※食材100gに対して

ゼラチン          :8,100㎎
落花生(炒り)        :3,300㎎
大豆(炒り)         :3,000㎎
ゴマ(炒り)         :2,900㎎
アーモンド(炒り)      :2,300㎎
車エビ           :2,100㎎
鶏むね肉          :2,100㎎
豚ロース          :1,500㎎
キハダマグロ        :1,300㎎
鶏卵            :1,200㎎

ちなみに、
レッドブルは100mlに対して120㎎
モンスターは100mlに対して125㎎

ゼラチンってなかなかそのまま食べるって事はないですが、
大豆(炒り)となると話しは違ってきますよね。
大豆(炒り)と言うと「きな粉」ですよね。
きな粉って百均でも売っていて、
40g入って100円で手に入ります。

きな粉40gと言うと、
アルギニンの量は3,000×40/100なので、1200㎎となります。
これでもかなりの量ではないでしょうか?

アルギニンの嬉しい効果とメリット

ここでアルギニンの効果やメリットを解説していこうと思います。

アルギニンはタンパク質の構成要素でもあるのですが、
疲労回復や免疫機能の向上・血流改善など・・・
体の中で多くの効果があります。
もちろん、美容にも効果アリです。
アルギニンの効果・メリットを解説していきます。

疲労回復に

アルギニンは、疲労回復に役立ちます。
運動時の疲労感を引き起こす原因物質にアンモニアがあります。
体内にアンモニアが蓄積されると疲労感が増していきます。
しかし、
アルギニンは「尿素サイクル」に関わっていて、
アンモニアを体外に排出してくれる働きを助けてくれるんです。
つまり、
アンモニアの血中濃度を抑えてくれるので、疲労回復効果があるんですね。
また、カフェインの覚醒効果を増強する働きもあるので、
緑茶やコーヒーなどと一緒に摂ると、精神的なリフレッシュに繋がり、
高い効果が期待できます。

運動パフォーマンスを高める

アンモニアを体外に排出する働きがある事と同時に、
血流を改善してくれるので、
筋肉への酸素供給量が増えてくれます。
筋肉への酸素供給量が増えると運動中の持久力が向上するので、
運動パフォーマンスが高まっていきます。
また、成長ホルモンの分泌も促してくれるので、
筋肉の増強も期待できるのも嬉しいポイントですね。

免疫力を高める

病院では、感染症のリスクを減らす目的や創傷の治癒を助ける目的で使われます。
例えば、
手術後の回復や大きなケガ・床ずれなどの防止にアルギニンを使用したりします。
これは、
マクロファージと言う免疫細胞を活性化してくれるからなのです。
マクロファージは体内に入って来てしまった細菌やウィルスを捕食する白血球の一種で、
活性化させると感染症への抵抗力を強化するのに繋がります。

生活習慣病を予防する

高血圧などの生活習慣病の予防効果が期待できます。
これは、アルギニンから生成される一酸化窒素(NO)には血管を拡張して血液を改善する働きがあるためです。
また、
血糖値を低下させる効果も認められていますので、
血糖コントロールにも有効です。
但し、
腎機能障害や降圧薬などの薬を医師から処方されている場合は、
アルギニンが悪影響を及ぼす可能性もありますので、
医師に相談してください。

肌の潤いを保つ

アルギニンはコラーゲンの生成を助ける効果があります。
コラーゲンの生成が活性化されると肌のハリや潤いに繋がります。
また、
アルギニンは、肌の角質層に存在する天然保湿因子(NMF)の主要な成分のひとつです。
NMFは、角質細胞の水分を保持する役割があるため、アルギニンを摂ることで肌の保湿をサポートできます。

成長ホルモンの分泌促進

アルギニンには、脳下垂体を刺激して成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。
成長ホルモンは脂肪の代謝を助けてくれて、
筋肉の成長と修復をサポートしてくれるので、
ダイエットや筋肉増強を目指す人にはおすすめの栄養素となります。
また、
子供の成長や発達にも重要な役割を果たしていて、思春期をピークを迎えたあと徐々に減少していきます。
しかし、
大人になっても成長ホルモンは必要な物なんですね。
成長ホルモンを分泌する事で病気に対する抵抗力を高めたり、
骨の形成を促進してくれて穀密度を維持してくれたりする働きもあるんです。

アルギニンの効果的な摂り方と摂取量の目安

アルギニンの効果的な摂取のタイミングや摂取量を解説していきます。

アルギニンを摂取するおすすめのタイミング

成長ホルモンの分泌による効果を期待するなら就寝前のアルギニン摂取が有効でしょう。
成長ホルモンは寝ている時間帯の22~26時に分泌が最も促される時間帯になりますので、
22時にはアルギニンを摂って寝ると言う生活習慣を意識すると効果的ですね。

もちろん、
運動パフォーマンスやトレーニングの疲労回復が目的であれば、
運動前後に摂取するのも効果的です。

アルギニンの血中濃度は、摂取から30分~1時間に最も高くなりますので、
目的に合わせたタイミングで摂取すると良いでしょう。

アルギニン摂取量の目安

アルギニンは過剰に摂取すると消化器官に悪影響を及ぼす事が確認されていて、
腹痛や下痢などを引き起こす事があります。
その上で、
成人であれば2,000~4,000㎎の摂取が必要と言われています。
摂取量をしっかり考えた上で食品やサプリメントを摂るようにしてください。

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