筋トレなど運動が大腸がんリスクを軽減してくれる?

有酸素運動

筋トレなど運動が大腸がんリスクを軽減してくれる?

「筋トレして何が良いんだよ!」と言う方も多いと思います。
また、
「マッチョは嫌い!」とか、
挙句、
「筋肉バカ!」と罵る方も・・・。

しかし、
「筋トレなど運動する事って実は体に良いんです!」
と言われるとどうでしょう?

「健康診断で運動していますか?」と聞かれる時ってありますよね?
先生からは週に2回から3回位は汗を流した方が良いと言われませんか?

実は、私にも健康になったと思える経験があって、
恐らく、運動している人からすれば珍しくない事だと思うんですが・・・

先日、コロナを移されたんです。
会社の上司がコロナを持っていて、
一緒に一日車に乗って仕事をしていたんです。
そしたら、
次の日、コロナで休んだんですね。
どうやら、その前の日に繁華街に行って、コロナをもらってきちゃったみたいで、
その次の日に私と一緒だったんです。
その、上司が会社を休んだ次の日、私にも症状が出て、
喉が痛くなったんです。
しかし、
熱も出る事もなく、半日でコロナの症状が終了!
喉が痛くなっただけでコロナが半日で直っちゃったんです(笑)
「コロナ弱っ!」って思っちゃいました(笑)

恐らく、普段から走っていて、
体を鍛えているから免疫機能も向上していたのだと思うんです。

この時ばかりは、
走ってて良かったと思いました(笑)

もちろん、ランニングの他にも筋トレもしているので、
筋トレの効果もあったんだと思います。

筋トレなど運動が大腸がんのリスクを軽減!

近年になって、
筋トレや有酸素運動など運動による健康効果の大きな理由が見えてきたんです。

それは、
筋肉(骨格筋)が膵臓や脳の様に、ホルモンを分泌していて、
運動をすると、筋肉を活性化させるホルモン分泌が高まると言う事なんです。

この筋肉が分泌しているホルモンがマイコカインと言うホルモンなんです。

マイコカインは現在30種以上見つかっていて、
様々な働きが確認されているんです。

その中の一つに、
「ガン予防」と言う物があります。

細胞は日々新陳代謝を繰り返していて、
その中で時々、エラーを引き起こしているんですね。
このエラーを引き起こした細胞が不良細胞と呼ばれていて、
この不良細胞がガンの一つでもあるんです。

そして、
マイコカインの一つである「SPARC(スパーク)」と言うホルモンが、
大腸がんに繋がる不良細胞を自死に導いてくれているんです。
結果、大腸がんを防ぐ事に繋がっているんです(2013年)。

昔から、
「食物繊維や善玉菌を摂る事で食生活を改善していく」と言う啓蒙活動がされていましたが、
実は、食事がガン予防に効果があるかの証明はされていないんです。

今現在で確実に大腸がんに効果があるとされているのは、
運動だけなんです。

運動を続けていると、
大腸がんの再発にも役立つとも言われています。

積極的に運動している人は、
ほとんど運動していない人に比べると、
ガン全体の発症リスクが7%低下する事が分かっているのです。
ガンの発症リスクを細かく見ていくと、
・食道がん:42%
・肝臓がん:27%
・肺がん :26%
と大きくガンのリスクを軽減してくれるんですね。

日本人の半数が生涯のうちに発祥すると言われていますので、
積極的に運動を取入れていきたいものです。

また、

有酸素運動を行うと、
血中中性脂肪や脂肪を燃焼してくれるので、
生活習慣病からも遠のかせてくれるので、
いい事ばかりですよね。

まだ運動をしていない人は、
10分からでも良いので、
ウォーキングやランニングなどから始めて、
筋トレも取り込んでいきましょう!

血中中性脂肪とは、
炭水化物の大部分をしめる糖質を体に取り込んだ時に、
体が血中中性脂肪に変えてくれるんです。
これがエネルギーでもあるのですが・・・。
このエネルギーとなる血中中性脂肪は、運動によって消費されていきます。
しかし、
運動をしないでほっておくと、
血中中性脂肪は脂肪となって体に蓄えられてしまいます。
これが肥満の原因なんですね。
つまり、体に出来てしまった血中中性脂肪を運動で消費させる事で、
脂肪になる事を抑えてくれるんですね。
そして、
血中中性脂肪を消費したら、
体に溜まっている脂肪を分解して消費してくれるんです。
ですから、
病院でも週に2回位は運動して汗を流した方が良いと言われるんですね。

運動が大腸がんリスクを下げるメカニズム

運動がマイコカインではない方面からのメカニズムを解説していきますね。
大腸がんの予防効果には複数のメカニズムが関わっています。
第一に・・・運動を行うと消化器官の動きを活発にしてくれて、
食べ物とともに摂取してしまった有害物質が大腸にとどまる時間を短くしてくれます。
この事によって有害物質が腸の細胞と接触する時間が少なくなり、ガンのリスクが下がるのです。
第二に・・・運動を行っていくと体の代謝が上がります。
代謝が上がると余計な脂肪が燃焼されやすくなります。
実は、体脂肪の過剰な蓄積は大腸がんと大きな関連があると言われていて、
適切に体重の管理をしていく事が大腸がんの予防に大きな効果をもたらせてくれます。

運動による健康全般へのメリット

ここまでは大腸がんについて書いてきましたが、
運動は健康全般に対しても良い事が多いんです。
運動を日常生活に取り入れる事で健康へのメリットは測り切れません。
・心血管系の健康の向上
・ストレスの軽減
・睡眠の質の向上
・精神面への利点・・・などなどです。
スポーツの面からも、ウォーキングだけでも行うと鬱に良い効果があるとも言われていますし、
便通が良くなったり、
免疫力が上がったりなど言う事がありません。
運動を続ける事で得られる精神的な満足や成功体験は本当に貴重で、
日々の仕事や勉強へのモチベーションにも繋がりますし、
運動習慣を維持するための強い理由付けにもなります。

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