脂肪は筋肉に変わる?

ダイエット

「脂肪は筋肉に変わる?」とは全くのウソで、
絶対にあり得ません。

良くある思い込みで、
「脂肪を筋肉に変えれば痩せるじゃん!」
と言う方がいらっしゃいます。
実は私も同様で「脂肪を筋肉に変えれば簡単に痩せられる!」と思い込んでいました。
だから、
ダイエットを始めた当初は筋トレばっかりしていたし、
有酸素運動なんて痩せる物じゃない!と思い込んでいました。

しかし、
ダイエット情報を調べれば調べるほど分かってきたのは、
「脂肪と筋肉は別物」だったんです。

98㎏に体重が(73㎏から)増えてしまい、
このままじゃヤバい!と思ってダイエットを始めましたが、
ジムに通ってダイエットを無理やりに始めました。
やっているのがマシンによる筋トレばっかりだったんです。

半年位筋トレを行ってみて、
体重にほとんど変化を見る事ができませんでした。
確かに、体は少し締まってきた感じはあったのですが、
体重はほとんど減っていないかったんです。

そこで脂肪と筋肉の事を調べてみたんです。

脂肪は筋肉に変化しない?

脂肪と筋肉について調べた所、
脂肪:基本的に脂質でできている
筋肉:タンパク質でできている
と言う違いです。

筋肉はどうやって作られていくのか?

筋肉はどうやって付けていくのか?と言うと、
やっぱり筋トレをして鍛えていって、
大きくしていくのですが、
筋肉は筋トレを行うと筋繊維が断裂するんです。
筋繊維が断裂した時に、2~3日位休ませてあげる事で、
筋繊維が太くなって修復されるんですね。
これがパンプアップの構造なんです。
筋肉が修復されていくのにタンパク質が大量に必要なんですね。

脂肪はどうやって作られていくのか?

脂質・脂身をたべると脂肪に変わりやすいですが、
炭水化物が脂肪の原因で一番大きいでしょう。
食べた炭水化物は血中中性脂肪に変わって、
体中を巡ります。
血中中性脂肪はエネルギーなので、
運動を行えば酸素とともに燃焼されて、
エネルギーとして消費されていくんですが、
ここで消費されずに体内に残った血中中性脂肪は、
体に脂肪として蓄積されていくんです。
これが脂肪の正体なんです。

それではダイエット時にどうしたら良いのでしょう?

脂肪と筋肉の作られ方を解説していきましたが、
ダイエット時にはどの様にしたら痩せていくのでしょう?
まずは筋トレ

筋肉のメリットは?

筋トレは筋肉を作る運動です。
人は基礎代謝と言う物を持っていて、
生きているだけでエネルギーを消費してくれます。
ここで重要になってくるのは、
筋肉の存在で、
筋肉を付けていると基礎代謝が上がるんですね。
つまり、
生きていくのに必要なエネルギー代謝を行ってくれるんですが、
筋肉を付ける事でエネルギーの消費が上がるんです。
基礎代謝があがる事でエネルギー消費が多くなるので、
ダイエットにも効果的と言えます。

脂肪を直接落としていくには・・・

脂肪を落とすには有酸素運動を行う必要があります。
有酸素運動は酸素を取入れ、血中中性脂肪を燃焼させてくれるので、
体に新たに脂肪が付きにくくなりますし、
血中中性脂肪を消費しきったら、
今度は体についている脂肪を分解してエネルギーとして燃焼していってくれるので、
やはりダイエットには必要と言う事になります。

それでは、
どうやって運動を生活に取り入れて行ったら良いのでしょう?

ダイエット時の運動の取入れ方

運動の得意不得意は人によって違ってきますので、
好きな事を行ったら良いのですが、
私の方でおススメしているのは、
「有酸素運動をメインに行い、筋トレを補助的に行う!」
と言う感じです。

有酸素運動を行うと、
血中中性脂肪を燃焼しながら脂肪も消費してくれるんですが、
少しづつタンパク質を削っていってしまうんです。
つまり、
筋肉量が減っていくんですね。

筋肉を減らさないために、
筋トレも導入して、筋肉を維持しながら有酸素運動を行うと、
基礎代謝も上げながら脂肪燃焼を同時に行えるので、
ダイエットには有効と言えるでしょう。

筋トレを行っている方の中に、
良くプロテインを摂取している方も多いですが、
筋肉のパンプアップも目的になりますが、
筋肉維持のためにプロテインを摂っている方も多いですので、
そこは真似して良いと思いますよ。

脂肪は筋肉に変わらない!

ここまで筋肉と脂肪の事を解説してきましたが、
どうだったでしょう?
脂肪は筋肉とは全く違う物で
作られ方も違います。
つまり、
脂肪は筋肉にはなれないんです。
それでは「痩せた!」と言う方は、
・脂肪のみを落とした
・脂肪を落としながら筋肉を付けていった
この2通りとなります。

「脂肪を筋肉に変えられる!」と思っていた方は、
とりあえず運動を何でも良いので初めてください。
15分のウォーキングからでも良いです。
体を使っていくと健康な体に変わっていきますので、
健康診断も良い結果を得られる様になります。

理想的なダイエットの運動方法は?

有酸素運動を行うと筋肉も失われていくと書きました。
つまり、
有酸素運動を行いながら筋肉を付けていく必要があります。

例えば、
20分もランニングを行うと、
血中中性脂肪を消費できるんですね。
20分以上のランニングで脂肪をエネルギーとして燃焼していってくれます。
しかし、
同時に体に存在するタンパク質も少しづつ削って言ってしまうので、
・20分以上のランニング
・全身の筋トレ(同時にプロテインの摂取)
とすると、
筋肉も減らさないと済みますので、
基礎代謝を下げない事が可能となるので、
生活していてもカロリー消費が起きやすくなるので、
有酸素運動と筋トレを同時に行うとダイエット効果は高いでしょう。

ここで更に解説していきますね。

脂肪を代謝して残った物はどうなるのでしょう?

食べた物は体に蓄積されていきます。
いったん分解されて体に吸収され、脂肪や筋肉に変わっていきます。
中性脂肪は炭素と酸素・水素からできています。
蓄えられた脂肪などをエネルギーとして代謝すると、
老廃物となり、
水と二酸化炭素に変わります。
二酸化炭素は呼吸した時に吐き出されますし、
また、水分は尿や汗・涙となって体液として排出されます。

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